顎が痛い

顎が痛い

顎関節症

顎関節症というあごの関節の病気
最近、肩の凝りがきつくなったり、偏頭痛、口を大きく開けると音がなったりとするような事はありませんか?
これらの症状が気になりだしたら、顎関節症というあごの関節の病気が疑われます。
顎関節症は、歯の咬み合せが悪くて、顎関節の構造を変化させたり、精神的緊張やストレスがあごの周辺の筋肉に異常をもたらします。
これが症状を発現してその結果、咬み合せが悪くなったりします。
咬みあわせの悪くなった状態を放っておくと、口が開かなくなったり睡眠障害を起こしたり、自律神経が低下したり、いろいろな問題を引きおこします。
これらは、咬み合わせの治療を行うことで、症状は少しずつ楽になっていきます。
症状がまだ軽いうちは、治療もそんなに大変でないので、気になられる方は、早めに歯科医院で受診する事をおすすめします。
顎関節症の原因と治療
不良な歯のかぶせストレス、などにより発生
わずかなかみ合わせの狂いが脊椎のバランスまでも狂わす
その結果運動障害や立ちくらみ、頭痛、肩こり等の障害を起こす
軽傷の場合、整骨院へ行ったり薬を飲んでしのぐことが多い
症状が悪化すると手の痺れやめまいが起き、整形外科や内科の門をたたくことになる恐れがある
しかし、検査をしても異常がみつからず、更年期障害や、自律神経失調症などの診断がくだされる場合がある
そうだ! みなと歯科へ行ってみよう
そんな時、当院を尋ねてもらえば・・・
症状の回復を得られる場合が多いです

顎関節症によって起こる障害

顎関節症によって起こる様々な障害
顎関節症が疑われる場合、具体的には下記のような症状が出ます
  • 01大きく口を開いた時、下顎が横にずれる
  • 02下顎を横に横に動かしにくくなる
  • 03顎関節に雑音がみられる
  • 04頭を旋回しにくくなる
  • 05歯を咬み合わせた時に痛む
次に痛みを感じる部位の頻度をおよそ下の図のような比率で発現します

治療法症状にもよりますが、だいたい以下のような方法で治療をすすめていきます
  • 01顎関節症を引き起こした原因は何か咬み合わせの状態、顎関節のレントゲン写真あるいは咬み合わせを診断するコンピューターなどで全体的な診断をします。
  • 02必要があれば咬み合わせを安定させるマウスピースを作り(保険適応)、咬み合わせの改善を図ります。
  • 03症状が消失したら咬み合わせの調整、不適当な冠などを作りなおします。
顎関節症はとにかく根気強く治していかなければなりません。
マウスピースを入れて一時的に症状が良くてもほとんどの場合そのままでは症状が再発します。顎関節症の原因を取り除き、その将来症状の再発が起こらないようにも咬み合わせを作り直すことが必要です。

顎関節症の患者さんが増えました

ホームページを作って以来、顎関節症の患者さんが増えました

ホームページを作って以来、顎関節症の患者さんが増えました

既に治療を完了された方もいれば、症状の改善が見られ、あと一歩という患者さんもおられます。
 顎関節症の治療アイテムとして、リットマンの聴診器は欠かせません。
リットマンの聴診器は内科医の最強の武器というべきもので性能にすぐれ、顎関節症の雑音やクリック音を見事に拾ってくれます。
 顎関節症を主訴として来院されていない場合でも、その疑いのある方には「ちょっと失礼」といって聴診器を顎関節に当ててみると「やはり…。」というようなことが多いです。

バイトスプリント療法

バイトスプリント療法

バイトスプリント療法

顎関節症の治療はどういうふうに進めていくかを当院の治療法を例にご説明します。 顎関節症の治療は患者さんの個々の歯列に合わせたマウスピース(バイトスプリント)を製作し、夜間、就寝時に装着してもらい、週1回程度の調整を行うことを原則とします。
 バイトスプリントの種類は症状に合わせて数種類の中から選択します。
 顎関節部の疼痛、閉口障害に、効果を発揮するバイトスプリント(スタビーライゼーション型スプリント)は上顎歯列部に装着すれば、きわめて優れた治療成績を残します。 この場合、新たに別の種類のバイトスプリントを製作し、装着してもらいます。
ケースによっては1歯に装着するもの、下顎に装着するもの、前歯部だけ、あるいは臼歯部だけに装着するものと種類は数多くあり病態、症状に合わせて慎重にバイトスプリントの種類を選択しなければなりません。
数ヶ月、バイトスプリント療法を行っていても症状の改善がみられない時はバイトスプリントの種類が間違っている可能性が高いと思われます。

ハイパースプリント療法

顎関節の痛みの症状を素早く軽減させるハイパースプリント療法

ハイパースプリント療法

顎関節症の症状の特にひどい方に行うのが、ハイパースプリント療法です。 下顎が第3頚椎を支点とした回転運動になるように調整し、患者さん個々の適応能力を積極的に引き出します。
従来のバイトスプリント療法で思ったような治療効果の出ない場合により有効です。
顎関節症の治療を続けているが、なかなか良くならない方はぜひ当院に御相談下さい。

危険な噛み合わせの調整

実際のモデルケース
当院では数多くの顎関節症の患者さんが来院されます。その症状、顎関節症にいたった経過などは様々です。今まであった実際のモデルケースの1部を記します。あなたの症状と似通ったものもあるかも知れません。

危険な噛み合わせの調整のストーリー

危険な噛み合わせの調整のストーリー
上顎右側の奥歯2本の歯の根の治療が不十分で根の先に炎症が起きて、患者さんは「歯が浮いた感じで歯が高くなったような感じがしたので近くの歯医者さんで削ってもらったんだけど、どれだけ削ってもらっても高い感じが治らない。
そのうちに偏頭痛と顎の痛みが激しくなってきた。」と言われます。
早速、噛み合わせの状態を診せてもらうと噛み合わせは高いどころか、かなり削られていて相当に低い状態。。。 これは右上の奥歯が削られたことにより、下顎の位置が変わって筋肉の拘縮がおこり本当は噛み合わせは低くなっているはずなのにいつまでも高い感じが続きます。だから削っても削っても解決はしません。
 上顎用のバイトスプリントを作って1週間装着後、バイトスプリントを確認。バイトスプリント上には右側の低い状態がはっきりと記録されていました。
 しかしバイトスプリント装着により、右側顎関節痛、偏頭痛とも消失。2ヶ月、バイトスプリントを装着してもらい、右上の根の治療後、冠をかぶせて治療完了。
予後良好です。

オープンバイト(前歯が噛み合っていない)の影響による奥歯の噛みしめ

オープンバイト(前歯が噛み合っていない)の影響による奥歯の噛みしめ
患者さんは常に両側のこめかみの痛みと偏頭痛が絶えないことを主訴に来院されました。前歯6本(右上犬歯~左上犬歯)が全く噛み合っていなくて常に奥歯群が滑走し、両側の顎関節周囲の筋肉の疲労が蓄積されて痛みが発生しています。
このことにより、上記の痛みが発生するものと判断。
右上犬歯~左上犬歯の前歯用のバイトスプリントを作成し、装着。
3ヶ月装着してもらい症状消失後に両側犬歯の先にに金属で噛みあわせを作り治療完了。

他院で作ったバイトスプリントが効果を発揮しなかったケース

他院で作ったバイトスプリントが効果を発揮しなかったケース
患者さんは1年間、他院で顎関節治療を続けられるも、開口時、右顎関節のカクカクという音が消えないため来院。上顎全歯接触型のスタビライゼーション型スプリント(顎関節症ページバックナンバー4参照)を1年前に装着。
顎関節部周囲の痛みはなし。このケースは顎関節部病態の改善を必要とするケースで上顎のバイトスプリントは全く無効です。
どれだけの期間装着してもカクカクという音はきえません。
新たに下顎用のバイトスプリントを作製して装着してもらいました。装着後、半年で音は消失。奥歯を新たにかぶせなおして治療完了。
術後、半年で1回リコール。経過良好です。

顎関節症の陥りやすいミス

顎関節症治療へのアクセスと陥りやすいミス

顎関節症治療へのアクセスと陥りやすいミス

我々、臨床医が顎関節症の治療に取り組む時、マッサージ師や鍼灸師ではないのだから、肩こりや腰痛が治療の目的ではなく下顎位の歪みの補正が治療の最終目的であることを忘れてはいけない事だと思います。
しかしながらあらかじめふまえておかねばならないのは我々が対している顎関節症の患者さんは心を持った人間であるということの認識です。
 たとえば術者側がこの程度の顎関節症は大したことではないと思っていても患者さんにとっては数ヶ月もの間、充分に開口ができず、肩こりや顎関節痛もあるということからくるストレス、それに将来への不安が加わり精神的に大きな落ち込みを呈している症例もあります。

こういったことは顎関節症に限らず医療行為全般について言えることですが、最初から最後までつきまとう難しい問題は「心」への対応だと思います。顎関節症は器質と心との変化が一緒になって発症している病気といえます。 顎関節症治療へのアクセスと陥りやすいミス顎関節症治療を論理的に進行させようとしても患者さんの心への対応にも充分に気を配らないと治療の進行は、はなはだ困難となります。

 実際に何軒も歯科医院を転院されて来院された患者さんは状態が良くなってきたときに「このままずっと治らないかと思っていました。」と言われましたし、術者側は治療を開始するスタート時でも患者さんサイドではもう長い期間、顎関節症の症状と戦ってきているわけです。
 後は治療費に関する不安です。当院では健康保険の範囲での治療を行っていますので高額な治療費にはならないですが、顎関節症治療は自費でという歯科医院も少なくありません。

 治療にかかる原材料費や治療器具のコストを高くすれば当然、治療費も高額になりますが、私の尊敬する「銀座まるかん」の社長、斉藤一人氏は常々「金をかけるな。頭を使え。」といっておられますので、私の医院では極力コストをかけないようにして頭をフル回転させて治療を行っています。 現在のところ、治療成績を考えるとお金をかけずに頭を使った治療の成果はそこそこに出ているではないかと思います。

バイトスプリント治療成功のカギ

顎関節症におけるバイトスプリント治療成功のカギ

バイトスプリント治療成功のカギ

バイトスプリント治療の成功のカギは、患者様個々によってのバイトスプリントの設計と調整にあります。年齢や症状によってのバイトスプリントの設計は大切で年齢や症状を考慮しないと、治療成績の向上はありえません。
また、調整期間も大切で長すぎる調整期間だとレジンが咬耗するために、下顎がとてつもなく後方変位して悪化している症例もよくあります。
バイトスプリントの材料はレジンであり咬耗していくということを忘れてはなりません。
 顎関節症の形態は十人十色といえます。その意味で、症例を1つのパターンにはめて顎関節症治療を進めていくと、思わぬところに落とし穴が待っていて治療に難渋してしまいます。この症例でよかったから次の症例も、とうまい具合にいかないのが顎関節症治療の難しさです。
 しかし顎の歪みの補正が臨床的にうまく治療された時には何年も経過した痛みの症状があっという間に軽減されることもあり、患者さんへの最大のプレゼントとなります。

歯ぎしり、くいしばりの問題

歯ぎしり、くいしばりの問題

歯ぎしり、くいしばりの問題

顎関節疾患の発現となる大きな要因は睡眠時の歯ぎしりやくいしばりです。物を食べたり、呼吸や発音、物を飲み込んだりする時の下顎の運動では顎関節部には大きな負荷はかかりません。
しかし睡眠時の歯ぎしりやくいしばりのような 歪んだ下顎の運動によって歯列や顎関節部に大きな負荷がかかり咀嚼筋が緊張し、顎関節部に痛みが出たり慢性の頭痛が出たりします。
 なぜ人間は歯ぎしりやくいしばりをするのでしょう。
原因は心身的ストレスによるものと言われています。 動物にとって噛むという行動は攻撃性の表現です。
動物は不安ストレスに対する攻撃性の表現として噛むという行動を発現します。人間もかみしめるという事でストレスを発散しているわけです。
顎関節部以外の口腔疾患との関わり
歯ぎしりやくいしばりをする事によって強い力が歯にかかり、歯の表面のエナメル質に細かいヒビがはいってしまいます。
ここを歯ブラシで磨くとさらにエナメル質は削れて失われ、冷たいものや 熱いものにしみてくる、いわゆる知覚過敏症という疾患を引き起こしてしまいます。 さらに歯ぎしりや食くいしばりを放置していると歯周病菌が関与し、歯を支えている歯槽骨が失われて重度の歯周病から歯を抜いてしまわないといけない事になってしまいます。
 顎関節症の患者さまに知覚過敏症や重度の歯周病を伴っている方が多いのは睡眠時の歯ぎしりやくいしばりが大きく関係しているわけです。 ただ、程度の差さえあれ、睡眠時の歯ぎしりやくいしばりは咀嚼筋の活動により一般の人の85−90%に現れます。
咀嚼筋や顎関節部の解剖学的な形により顎関節部の障害に差が出るので、歯ぎしりやくいしばりをしていても症状の全くない方もおられるのです。

みなと歯科医院 顎関節症5年間の総括

みなと歯科医院 顎関節症5年間の総括
「みなと歯科医院」が本格的に顎関節治療に取り組んで5年。
多くの患者様を診せていただき、好結果をあげてきました。 食事用のMSスプリントの開発で咬頭干渉への対処を行い難症例に1つの解決をみたのも大きな成果でした。
 ここで、もう一度、顎関節症の3大兆候とされている関節雑音、疼痛、開口障害について説明します。
 最近では顎関節疼痛や開口障害の原因は咀嚼筋の障害に起因するものが多いと考えられています。
 顎関節症を関節性と筋性に分類して考えると目の前の患者様の症状がどのような病態から生じているのかが把握できて、明確な治療計画を立てることができるようになります。
01疼痛
顎関節症は顎の関節部に限定された障害ではなく、咀嚼筋および頭蓋周囲の筋肉の障害も包含した疾患です。
 歯をくいしばる時間が長くなることにより咀嚼筋に痛みを生じることはよくあります。

 また頚部の筋の緊張が続くと筋どうしの連携のために咀嚼筋にも筋の収縮が生じます。 バイトスプリントの使用により速やかに症状の緩和が図れます。
02開口障害
以前は関節腔注射で強制的に関節円板を移動させて開口可能にする手技(パンピングマニュピレーション)が一般的でしたが、当院では顎関節の環境の適応力の高さに注目してミニスプリントを用いて下顎頭が関節円板を押し出して開口可能にする方法を取っています。
03関節雑音
転位した関節円板が下顎頭の運動を阻害したり下顎頭や関節腔内の一部が剥離していたり関節円板後部に線維化が生じて固くなってきたりすると、下顎頭が動くときに、それらが擦れ合うためにさまざまな音が生じます。
 しかし、関節雑音の多くは下顎頭や関節円板、円板後部組織にモデリングが起こり、その環境に応じて再び機能しだします。
バイトスプリント装着によりモデリングを積極的に促して顎関節部の機能回復を早めます。
以上、5年間、多くの患者様の病態を観察して好結果な治療成績をおさめてきましたがまだまだ研鑽してさらに難症例にも取り組むつもりです。今後ともよろしくお願いいたします。

昼用msスプリントについて

昼用msスプリントについて
顎関節症治療において夜間、患者様に就寝時にバイトスプリントを装着してもらい、定期的に調整していくことが治療の基本なのですが食事中、食後に顎の痛みが消えないと訴えられる患者様も数多くおられます。 こういった場合、食事時のかみ合わせの異常の有無が問題になります。(咬頭干渉)そこで、数年間の研究期間をかけて開発したマウスピースがDAY用MSスプリントです。

昼間に装着していただいて、夜間は従来のスプリントに差し替えていただきます。食事時も装着していただいて食事をとっていただきます。
MSスプリントの併用で、安静時、食事中、食後のほとんどの顎の痛みは消失しました。

※咬頭干渉:かみ合わせの異常で、正常な顎運動のパターンから下顎を歪ませるような歯の接触を言う。

下顎整位型スプリント

下顎整位型スプリント
顎関節症治療(顎関節内症ステージⅠ、Ⅱ)のアプローチにおいてスタビライゼーション型スプリントがよく用いられますが、上顎に装着されますので、症状のあるステージⅠ、Ⅱの症例に対しては要因の制御となる下顎の整位という面では、その効果は不十分です。
 下顎の整位の目的は関節円板との関係において、より機能的に好ましい位置に整位することです。
 クリックのない位置に下顎頭を正常に滑走させることで痛みと機能障害は減少します。
 当院のバイトスプリントはスプリントを用いることによりこのクリックのない位置に下顎頭を正常に滑走させるという事に注目したものです。 特に開口時に痛みのある方には有効で、顎関節部疼痛において95パーセント以上の痛みの消失を認めました。
  • 〒553-0001
  • 大阪市福島区海老江1-11-2グリーンシティ大阪1F
■ 診療内容
お口のニオイが気になる、お子様の歯を守りたい、歯を失ってしまった、虫歯を治したい、インプラント、歯を美しくしたい
国産セラミック歯、顎が痛い、根幹治療
診療時間
10:00~12:30 ×
14:00~19:40 × ×

休診日:日曜・祝日